新築一戸建て

土地と住宅をセットで販売する住宅のことです。
建売住宅といわれる場合もあります。
構造・設計は住宅メーカーや工務店等でプランニングし、建築確認を取得した後に販売されます。
住宅が完成してから販売する場合もあれば、建築中の段階で販売する場合もあります。
物件が完成していれば、実物を実際に見てから購入できます。
メリット
- 土地と住宅を一括購入するので、1工程で短期間にマイホームを取得できる。
建築条件付土地分譲や、注文住宅に比べ、時間や手間がかからない。 - 購入価格が明示され、住宅の間取りや設備・仕様もあらかじめ決まっている為、仕上がりイメージがつきやすい。
- 設備や部材をまとめて購入できたり、建築工程の合理化・効率化が図れるので、同じものを注文住宅で建てるよりコストが抑えられる。
- 小規模なら数棟レベルで、大規模なら何十何百棟レベルで、外観の統一や街並みの調和などが期待できる。
- 土地と住宅を一括購入するので、資金計画が立てやすい。
建築条件付土地分譲

住宅を建設する施工会社が決まっており、一定期間内に建築工事請負契約を結ぶことを条件に、販売された土地のことです。
販売されてから建物を建てるので「売建(うりたて)住宅」とも呼ばれています。
土地の売買契約の後、3カ月以内などの一定期間内に建築請負契約を結ぶのが原則です。なお、この期間内に建築請負契約が成立しない場合は、土地の売買契約を白紙に戻し、支払った手付金などは全て返還されます。
【企画型】
施工会社でいくつかのプラン例があり、これを元に希望するプランを決めていくのが一般的です。
【注文住宅型】
自由なプランで家を建てられます。ただし、指定された施工会社によっては、手掛けている工法が限られていて、自由に選べない場合もあります。
メリット
【企画型】
- 複数のプラン例から選ぶことができるため、間取りの自由度が高い。施工会社と相談して間取りを決める場合も、プラン例を生かした形の設計をすることで、注文住宅と比べて低コストに抑えることが可能。
- 施工会社が決まっているので、すぐにプランの打ち合わせができ、着工までをスピーディーに行うことができる。
- 施工会社でいくつかのプラン例があり、それぞれの建物価格が提示されている場合が多いため、トータルでかかる予算の目安とすることができる。また、土地と建物のローンを一緒に組むことができるので安心。
【注文住宅型】
- 間取りやデザインを自由に決められる。
注文住宅

土地をお持ちの方が、建築士やハウスメーカーに設計を依頼し、施工会社に建築してもらう住宅のことです。
ハウスメーカーや工務店に設計と施工をまとめて依頼する方法もあれば、建築事務所に設計と施工監理を依頼し、工務店に施工を依頼する方法もあります。
基本的に、間取りや工法、設備、内装・外装などを自由に選べ、希望通りの住宅に仕上げることができます。
(法律の規制内などの条件をクリアーした場合)
メリット
- 設計してから建築するので、建築過程を見ることができる。
- 工法に始まり間取りや設備、仕様などの細部に至るまで自由度が高い。
- コスト面では、設計士と打合せする中で、ローコストに抑えることもグレードを上げることも可能。
中古一戸建て・マンション

住まいの選び方は、新築のみでなく、中古という選択もあります。
イニシャルコストをおさえ、自分たちの好みや暮らし方、建物の状態に合わせて必要なだけのリフォームを施し、快適な暮らしを手に入れることが可能です。
メリット
- 実際の物件を見学し、建物の状態や、管理状況に納得したうえで購入できる。
- リフォームすることで、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを実現することが可能。
- 予算的に無理せず購入できる。